【季節の話題】金色銀色桃色蛹、で飾られたクリスマスツリー・真岡

金色のチョウのさなぎで飾られたクリスマスツリー 栃木 真岡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shutoken/20211219/1000074016.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

クリスマスを前に、栃木県真岡市の公園では金色のチョウの
「さなぎ」で飾られたクリスマスツリーが訪れた人を楽しませています。

栃木県真岡市の井頭公園にある亜熱帯の植物や生き物などを温室で展示する施設「花ちょう遊館」に
今月、チョウのさなぎで飾られたクリスマスツリーが登場しました。
さなぎに負担がかからないよう、綿の玉に接着剤でぶら下げるように付けたものがもみの木に飾り付けられています。

この中には南西諸島などに生息する「オオゴマダラ」の金色のさなぎもあり、日の光を浴びると輝いて見えます。
ほかにも、オオゴマダラと同じタテハチョウ科のチョウの銀色や黄緑色、
ピンク色のさなぎも飾られ、あたりを舞うチョウとともに華やかさを演出していました。

訪れた人たちは、さなぎが自然の色だと聞いて驚いた様子で、「さなぎと言われるまで
気づかないほどきれいです。チョウもたくさん飛んでいて驚きました」などと話していました。

ツリーの展示は今月２６日までで、タイミングがあえば、
飾られたさなぎが、羽化する様子も観察できるということです。
花ちょう遊館の西舘良平主任専門員は「さなぎの種類が増えてにぎやかなツリーになっています。
黄金のさなぎの神秘的な輝きを見てほしい」と話していました。

12/19 09:38