【不良ニュース】飲酒発覚で全国大会に出場した奈良の高校でまた飲酒･喫煙

奈良 山辺高サッカー部員 ことし２月に再び飲酒を繰り返す

http://www3.nhk.or.jp/lnews/nara/20210416/2050006917.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

去年１２月に部員の飲酒が発覚した奈良県の山辺高校のサッカー部員らが、
再発防止のための指導を受けたあと、ことし２月にも飲酒をしていたことがわかりました。
奈良県教育委員会は、「今後、厳しい指導をして二度と起こらないような体制をつくりたい」としています。

奈良市にある県立山辺高校では、全国高校サッカー選手権を控えていた去年１２月、
サッカー部員ら１０人が寮の部屋で飲酒していたことが発覚し、高校側は、
再発防止のための特別指導などをしたうえで、反省が不十分だったと判断した２人を除いて、
大会に出場させていました。

ところが、県教育委員会によりますと、ことし２月１１日の夜、合わせて４人の部員が
寮を抜け出して、飲酒や喫煙をしていたことが、部員の申し出でわかったということです。
４人のうち３人は、いずれも去年飲酒をして特別指導を受けていて、１人はベンチ入りし、
２人は反省が不十分だとして出場できなかった部員でした。

学校側では、３人を自宅謹慎の処分にしました。
２人はすでに転校し、１人も転校する予定です。
残る１人には特別指導を実施し、この部員も転校したということです。

県教育委員会は、１６日夕方記者会見を開き、吉田育弘教育長は、
「飲酒が２度起こったことは、正直がく然とした。やはり、厳しい指導をし、
二度と起こらない体制をつくっていく必要がある」と話しました。

山辺高校の大浦宏明校長は、「学校としては、新たに出発ということで、
学校の教員も見回りするなど再発防止に取り組んできたが２、度も起きてしまい申し訳なく思っている」
と話していました。

04/16 18:10