去年新橋のガールズバーで18歳女性店員を49歳男がメッタ刺しした事件 男「付き合うのもアリ、と言われたが結局カモにされ許せなかった」

千明博行被告は去年10月、港区新橋のガールズバーで、当時18歳だった女性従業員の首などをナイフで複数回切りつけ殺害した罪に問われています。

9日の裁判では被告人質問が行われ、千明被告は被害者の女性に対し「大体200万円くらい使った」と明らかにしたうえで、
犯行の動機について、「私に金を使わせるだけ使わせて、私からの連絡を無視した。連絡があっても『店に来い。金が欲しい』ばかりだった。
結局カモにされたのが許せなかった」と語りました。

女性についてどう思っていたのか問われると「好きでもあり、嫌いでもあり、可能なら付き合えればいいと思っていた」
「『付き合うのもあり』と言われ、あり得るのかなと期待してしまった」と話しました。

事件当時の記事
https://www.fnn.jp/articles/-/779646?display=full

この事件は東京・港区新橋のガールズバーで27日朝、従業員の谷沢優奈さん（18）がナイフで首などを刺され死亡したもので、客の千明博行容疑者（49）が殺人の疑いで送検されています。

谷沢さんの死因は出血性ショックだったことが分かっていますが、その後の捜査関係者への取材で、千明容疑者は突然カウンターの中に回り込み、谷沢さんに馬乗りになって複数回刺していたことが新たに分かりました。

警視庁は、千明容疑者に強い殺意があったとみて、詳しい動機を調べています。