人「犬を去勢するのは虐待では？」識者「オスが発情してメスを求めても、交尾ができなければストレスになります。その方が虐待です」

オス犬にとって去勢は「かわいそう」？犬の性にまつわる素朴なギモン（いぬのきもち WEB MAGAZINE） – Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200503-00017579-inumag-life

犬に去勢手術をすることを「かわいそう」と感じる飼い主さんもいるようですが、去勢した方がストレスなく生活できる場合もあるのです。

オスの犬が発情してメスを求めても、交尾ができなければストレスになります。
そうしたストレスを感じながら過ごすことの方がかわいそう、という考え方もあるでしょう。

また、オスは去勢手術によって、「精巣腫瘍」「前立腺肥大」「会陰ヘルニア」「精巣炎」など、オス特有の生殖器の病気を予防できます。

射精しないとストレスが溜まるってホント？

犬の交尾は性的な快感を得るためではない、あくまでも本能に組み込まれた生殖行動です。
そのため、犬は射精しないとストレスが溜まるわけではないと考えられています。

しかし、去勢していないオスが、発情したメスを見て発情を誘発された際は別でしょう。
この場合は交尾できないことがストレスになります。
去勢手術を検討してみてはいかがでしょうか。

クッション相手に射精した……これって変？

去勢していないオスは、クッションやぬいぐるみ、人の足などを相手にマウンティングし、興奮しすぎると射精することもあります。

クセになるとよくないので、できればマウンティングはさせない方がいいでしょう。
もし犬が人の足にマウンティングしてきたら、言葉をかけずに引き離してください。
しつこくマウンティングするクッションやぬいぐるみはしまいましょう。
オスの性にまつわるギモンと、その答えをご紹介しました。そもそも人と犬の体は異なるので、犬の性に関することを人に当てはめて考えるのは向きません。

犬の体について深く知り、愛犬との生活をさらによくしていきましょう。