Just shut your mouths発言のヤバさを米メディアが完璧に解説してしまう

米メディアScreen Rantが、高市首相の「進撃の巨人」引用を「背筋が凍る（downright chilling）」と徹底批判。

・投資家への侮辱：元ネタはエレンが周囲の知能を疑い罵倒するシーン。「投資家に『お前らバカだから黙って金出せ』と言っているようなもの」と指摘。
・最悪の引用元：エレンは最終的に大量虐殺（ジェノサイド）を行う「悪役」であり、一国の首相が引用するキャラとしてあまりに不穏。
・右派思想とのリンク：記事は「高市氏のタカ派姿勢と、エレンの暴走するナショナリズムが重なって見える」と分析。

Attack on Titan Makes Its Political Debut Under Japan's New Prime Minister

Japan's Prime Minister quotes Attack on Titan.

screenrant.com

このセリフは書面上では響きが良いかもしれませんが、実際の『進撃の巨人』の漫画における文脈からすると、高市氏が語りかけた投資家たちに対して、いささか侮辱的に響くものとなります。

この引用は『進撃の巨人』第19話からのものです。この章は、エレンが「進撃の巨人」の姿を完全に現した直後の話にあたります。これによって彼は逮捕されました。審議所において、政府は彼をどう処遇すべきか、彼が調査兵団の戦力になり得るのか、それとも単に殺処分すべきかを決めようとしています。

審議の最中、エレンは巨人を味方につける軍事的な利点を真剣に検討しようとしない法廷を激しく非難します。このセリフは本質的に、エレンが自身を拘束している者たちを罵り、より具体的に言えば、彼らの知性を疑っている場面なのです。

高市氏にとって不運なことに、このシリーズのより広い文脈は、彼女の引用を何ら良く見せることはありません。

国連の議場でジャップと叫んだ国だよ