【万博】和歌山ゾーン “来館者目標30万人”を早々にクリア ハイペースに県も「正直驚き」…「上質な和歌山」を発信

和歌山県は大阪・関西万博の関西パビリオン内に開設している「和歌山ゾーン」の来館者数が目標の30万人に達したと発表した。達成したのは今月1日。
6月10日に15万人を突破して以降も想定以上のペースで来館者を伸ばしている。10月13日の閉幕まで2カ月以上あり、県万博推進課は「50万人を目指したい」としている。

記念すべき30万人目の来館者となったのは、滋賀県栗東市から訪れた米田耕平さん（47）、寛子さん（46）、結斗さん（13）、陽紀さん（11）の4人家族。ゾーン内で記念セレモニーが行われ、梅酒やドライフルーツなどの記念品が贈呈された。

耕平さんは「30万人と聞いて驚いた。和歌山は白良浜とアドベンチャーワールドが印象に残っている。梅酒が大好きなのでうれしい」などと話していた。

和歌山ゾーン（面積約250平方メートル）には、8本の映像タワー「トーテム」が設置され、「和歌山百景～霊性の大地～」をテーマに県の自然、神話、歴史などを表現した展示のほか、和洋菓子、ステージなどのコンテンツを通じて「上質な和歌山」を発信している。

県万博推進課の担当者は「目標をこんなにも早く達成できたことに正直驚いている。40万人、50万人と和歌山ゾーンを訪れる人が増え、和歌山のファンとなっていただき、より深く和歌山を知ってもらえるよう頑張りたい」と話している。

[産経新聞]
2025/8/4(月) 18:27
https://news.yahoo.co.jp/articles/745feef2e267107e5668f28b06b377745a28149a