【大分】高崎山サル、２３年度は５５匹減の９２２匹…命名で物議醸した「シャーロット」は行方不明

※2024/03/05 07:22
読売新聞

　大分市は、高崎山自然動物園に生息するサルの２０２３年度の個体数調査結果を発表した。二つの群れ（Ｂ、Ｃ群）の合計は、前年度より５５匹少ない９２２匹だった。

　サルの管理を巡っては、増えすぎて山の環境を悪化させないため、０１年度に目標数を８００匹とし、エサの量や避妊措置で数を抑えてきた。１９年度には市の「高崎山管理委員会」が、「５年程度１２００匹以内に保ち、その後検証する」と、当時の数を踏まえた提言をした。

　高崎山管理センターによると、Ｂ群は６４３匹（前年度比３匹増）、Ｃ群は２７９匹（同５８匹減）だった。出産数はＢ群８２匹、Ｃ群４８匹の両群計１３０匹だった。

　調査は昨年１１月～今年１月に行われた。園内の「サル寄せ場」を往来するルートで、通過するサルの年齢や性別などを記録する「行列カウント法」で行われ、Ｃ群の調査では、今回初めてビデオ映像が使われた。

続きは↓
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240305-OYT1T50013/