ひろゆきの年収5200万円

【巨人】中島宏之、来季はチーム最年長４０歳に…「競争しながら」若手の先生になり、壁になる

巨人の中島宏之内野手（３９）が１３日、東京・大手町の球団事務所で契約更改交渉に臨み、２００万円増の年俸５２００万円でサインした。来年７月で４０歳を迎えるチーム最年長は「年下の若い選手と話をしながら、競争しながらやっていきたい」と決意表明。チームの底上げのためにヤングＧの相談役にも、壁にもなることを約束した。

　同学年の亀井が今季限りで引退。球団からは「来年、最年長になるので若い選手たちの話も聞いてサポートしてほしい」と役目を託された。豊富な経験を生かして若手に助言を送りつつ、「自分の結果も出す」とプレーでも見本となるつもりだ。

　今季は８１試合で打率２割７分１厘、６本塁打、２６打点。得点圏打率は３割８分５厘と勝負強さが光った。「野球をやっている以上は１軍の試合に数多く出たい、と毎日思って球場に行く」とプレーヤーとしての本能を明かし、「チームにどんな形でも貢献するという思いが一番。いつでも出られるように準備しています」とスタメンでも代打でも全力を尽くす覚悟を示した。

　個人の大記録も迫るが、これまで通り先は見ない。通算２０００安打まで残り１０１本としたが、「数字は数えず、やってきた。結果的に打てたら」。“個人より巨人”の精神で狙うはリーグ優勝。「優勝が狙える位置にいて優勝できなかった。すごく悔しい。やるからには勝ちたい」。衰えない情熱でチームを支える。

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