カナダの原住民強制収容所から子供の死体見つかり過ぎて大炎上。英国女王像打ち壊し&建国記念日取り消しになる

子ども1000人以上の遺骨に衝撃…カナダのデモ、英女王像倒す

https://news.yahoo.co.jp/articles/87e28191cde11e98f961fc8d16f8856d8733fb5d

　カナダの先住民寄宿学校跡地から子どもの遺骨が多数発見された事件と関連して、一部デモ隊の怒りは英女王にまで向かっている。
ロイター通信などが2日に報じたところによると、カナダ・マニトバ州ウィニペグでは「先住民民族浄化糾弾デモ隊」が1日（現地時間）、
州議会の前に設置された現英女王のエリザベス女王（エリザベス2世、95）とビクトリア女王（1901年死去）の像を引き倒したとのことだ。
1日はカナダの建国記念日だが、先住民の子どもの遺骨発見で記念行事がほとんど中止された。

　デモ隊は、ビクトリア女王像を足で蹴ってその回りで踊り、赤いペンキで像に指紋を付けた。
ビクトリア女王は1867年にカナダが英国から独立した当時、先住民と交渉をしており、その在位中に先住民の子どもを入れる学校がカナダに建ち始めた。

　デモ隊はまた、エリザベス女王の像には白人優越主義団体を意味する「KKK」と書いた。
エリザベス女王は英連邦王国の1つであるカナダの正式な君主だ。
英女王がカナダの君主を務めるのは植民地支配の残滓（ざんし）であり、白人中心の歴史の象徴だというのが、デモ隊の主張だ。

　英政府スポークスマンは「先住民寄宿学校の悲劇は遺憾だ。
しかし、女王の像を破壊した点ははっきりと糾弾する」と述べた。

　カナダのでは、19世紀から100年余りの間、カトリック教会が先住民の子ども15万人を対象に、白人同化政策を行うため、
全国各地に寄宿学校を建てて監禁同然の虐待をしていたという調査結果が明らかになった。
事実、埋葬された子ども1000人以上の遺骨が先月発見され、衝撃をもたらした。先住民の代表団は、カトリック教会の最高責任者であるローマ教皇・フランシスコに謝罪を要求した。
教皇は今年12月にこれらの人々と面談すると約束した。