- しじゅうメソメソしている男がある
しょっちゅう失恋して、またその愚痴をほうぼうへふりまき、何となく伏目がちで、何かといえばキザなセリフを吐き、
冗談を言ってもどこか陰気で、「僕はどうも気が弱くて」とすぐ同情を惹きたがり、
自分をダメな人間と思っているくせに妙な女々しいプライドをもち、悲しい映画を見ればすぐ泣き、昔の悲しい思い出話を何度もくりかえし、ヤキモチやきのくせに善意の権化みたいに振舞い、いじらしいほど世話好きで…
こういうタイプの弱い男は、一人は必ず、諸君の周辺にいるでしょう。こういう男をいじめるのこそ、人生最大のためしみの一つです。 - 「何だ。又自殺の話か」
「そうなんだ。僕はもうこの苛酷な生に耐えられない」
「バカヤロウ。死ぬなら早く死んでしまえ」
「そう簡単に4ねればこんなに悩まないんだが」
「死んじまえ。死んじまえ。何なら、僕の前で毒でも呑んでみないか。僕はまだ、服毒自殺っていうのを、見たことないから、ここで一杯やりながら、ゆっくり見物するよ」
「君なんかに僕の気特はわからんよ」
「わからん奴のところへどうして来るんだ」
そのうちに君は、こいつが、ひたすらいじめてもらいたくて、君のところへ姿を現わすのに気がつきます。
「貴様みたいな閑人と附合うヒマはねえや。出てゆけ。もう二度と来るな」
と追い出してやります。でも大丈夫。死ぬ死ぬというやつで、本当に死ぬのはめったにいない
彼は命拾いをし、君は弱い者いじめのたのしみを味わい、両方の得になる。 - ア
- フ
- ガ
- チー牛のことけ？
- >>6
無能 - これすき
- 不道徳教育講座か
明らかに太宰治のこと指してるよね - 太宰治定期
- 学生の頃わざわざ太宰の家に貴方のことが嫌いですって言いにいった話すき
同族嫌悪やろ - 若いころは太宰の津軽を面白いと言ってたくせに
- 結果論に過ぎん
- ただしい
- コンプレックスの向き合い方が違う
どっちもダサい - 太宰治に対するロジハラやぞ
- ゆきりん
- 仮面の告白→人間失格
自殺結局同族嫌悪なんやね…
- 日本語の流れ綺麗だな
- 本人も自決したのに
- 最近はほんまに露悪なガ●ジ増えたな
- 劣等感の現れなんやろな
- 筋トレおじさん
- 太宰治を見てこうはなりたくないって身体鍛え始めた説あるよな
- 誰に対して言ってるか明らか過ぎる
- 三島の文章好きじゃないわ
- 面白そう
三島由紀夫「弱者ぶるやつを徹底的にイジメるべし」
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