女児(10)、口論になった母親(41)をベレッタで射殺し逮捕　フロリダ州オーランド

（ＣＮＮ） 米フロリダ州オーランドの警察は８日、母親の口論相手の女性を射殺した疑いで１０歳の女児を逮捕した。
目撃者らが警察に語ったところによると、先月３０日の夜、女児の母親と被害者の女性（４１）がアパートの前で口論を始めた。女児もこの時、母親と一緒にいた。
その場にいた女性の交際相手の男性によれば、最初に母親が女性を殴ったのに対し、女性が母親の背中を殴り返した。

男性が止めに入ったが、女性はさらに母親に襲いかかろうとした。この時、女児が黒い銃を構えて１～２回発砲した。女児は、女性が母親を殴ったことを非難する言葉を叫んでいたという。
女性は搬送先の病院で死亡した。
女児は州の児童福祉当局に保護された。女児の母親も身柄を拘束されている。
州検事は声明で、女児の年齢や周囲の状況をすべて考慮したうえで訴追の可否を判断すると説明。
「２２年に及ぶ私のキャリアで見たなかでも、最も悲劇的な事件だ」と述べた。

https://www.cnn.co.jp/usa/35188649.html