アパートの部屋に勝手に光回線工事してええの？？　電話線(VDSL)は我慢できないんや・・・・・・

https://digital.asahi.com/articles/ASN4P74GMN4PTIPE025.html

福岡）家に帰れる。喜びと不安　長期避難解除の石詰地区

災害から7月で3年。2017年の九州北部豪雨で激しく被災した福岡県朝倉市の4地区で21日、長期避難世帯の認定が解除された。そのひとつ、杷木松末の石詰集落。乙石川沿いに16世帯58人が暮らしていたが約半数の家屋が流され、5人が犠牲となった。住める状態で残るのは数軒だけ。集落の再生は見通せない。

　土砂や流木で埋まった乙石川沿いでは今も、重機が砂ぼこりを上げながら谷の景色を変えつつある。

　河川の復旧工事が終わるのは21年度の予定。流域の各所で崩落した山肌も集落の後背地などを除けば多くが当時のままだ。最上流部の乙石地区ではまだ解除申請もできない。

　朝倉市によると、長期避難世帯認定が解除された4地区の64世帯のうち、集落に戻ると決めているのは3地区の6世帯のみ。40世帯はすでに別の土地で住まいを再建したという。

　石詰の現区長で、筑前町の賃貸アパートで家族4人で暮らすトラック運転手井手義信さん（59）はこの春、集落から約20キロ離れた朝倉市中心部近くに中古住宅を購入した。「気持ちが切れてしまいました」。自宅は土砂に埋もれ全壊。子どもたちは「もうあそこに住みたくない」と言っていたという。

　幼いころから乙石川でアブラメや川ガニを追い、山に分け入ってアケビやタケノコをとった。季節ごとに神事を営み住民同士で酒を酌み交わした。思い入れは深いだけに、家を購入したことは、集落の人には言えなかった。「残る人のことを考えてしまいます」

　家が残った一人、大工の井上正彰さん（69）は「帰らるるのはうれしいばってん、隣近所もないもんな。帰るとがいいもんか、わるいもんか、まだわからん」と苦笑いした。現時点で集落に戻るのは3世帯程度になりそうだという。

　集落では電話線が切れたままで電話がつながらない。街灯もテレビの共同アンテナも流されたため、日が沈むと真っ暗闇で、天気が悪いとテレビも映りにくい。街灯は住民がお金を出し合ってともしていたが「3軒で維持できるか……」。

　助け合いながら田植えや稲刈りを一緒にしていた住人も戻ってこない。「なかなかきついやろね」。ただ、農地の復旧には期待をつなぐ。「だれでん帰ってくれば一番いい」

　松末地域の住民らで作る「松末地域コミュニティ協議会」の伊藤睦人会長（75）は「今後の課題は多い。伝統行事を守るなどして地域の再生に努めたい」と話した。

マンションタイプがどうしても引けないなら大家に工事許可取って家庭用タイプを穴開けて工事して直接引き入れることになる。構造物に穴が開けるかダクト使うかは現地調査必要だから基本大家の許可いるぞ。