カッコウたちは21種類の鳥から「お尋ね者」として警戒音を共有されている
川勝康弘Yasuhiro Kawakatsu
公開日 2025/10/6(月)托卵がどれだけ嫌われているかがわかる結果です。
オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)やアメリカのコーネル大学(Cornell)などの国際共同研究チームが行った新たな研究によって、世界各地の少なくとも21種類の鳥が、特殊な警戒音をカッコウなどの托卵鳥に対して共有し、異なる種同士でも協力して敵を追い払っていることが明らかになりました。
このワイニング音は、「発する側が学習で習得し、聞く側は生まれつき本能的に理解して即座に行動する」という特異な性質を持っています。
世界の鳥たちはなぜこの特殊な鳴き声を選び、種を超えた協力行動をするようになったのでしょうか?
研究内容の詳細は2025年10月3日に『Nature Ecology & Evolution』にて発表されました。
私たち人間は、普通は自分で子どもを育てるものですよね。それは鳥の世界でも同じことです。
しかし、カッコウやコウウチョウなどの鳥の一部には、「托卵」という驚くべき行動をとる種がいます。
托卵とは、自分では巣を作らず、こっそりと他の種類の鳥の巣に卵を産みつけ、その鳥に子育てを任せてしまう、ずる賢い方法です。
托卵鳥のヒナは、宿主の卵よりも先に孵ってしまうことがよくあります。
すると、自分より後から孵った宿主のヒナを巣の外へ押し出したり、親鳥が運んできたエサを独り占めしたりします。
このため宿主の鳥は、多くの場合、自分の子どもを一羽も育てられず、大切な子孫を失ってしまうことになります。
托卵鳥は宿主の親鳥を直接襲ったりはしませんが、子どもを育てる機会を奪ってしまう点で、宿主にとっては重大な脅威なのです。
こうした被害を避けるために、宿主鳥たちは長い進化の中でさまざまな工夫を発達させてきました。
例えば、産みつけられた卵を見分けて巣から捨てたり、托卵鳥が近づいてきたら集団で追い払ったりします。
特に集団で敵を追い払う行動は「モビング」と呼ばれます。
これは仲間同士が協力し合うことで、より効果的に托卵鳥を追い払える仕組みです。
カッコウたちは21種類の鳥から「お尋ね者」として警戒音を共有されている - ナゾロジー托卵がどれだけ嫌われているかがわかる結果です。オーストラリアのクイーンズランド大学(UQ)やアメリカのコーネル大学(Cornell)などの国際共同研究チームが行った新たな研究によって、世界各地の少なくとも21種類の鳥が、特殊な警戒音をカッコ...nazology.kusuguru.co.jp
しかし、托卵鳥だけに特別な警報音を出し、それで仲間を集めて攻撃する鳥は世界でも極めて珍しく、これまで実験で明確に確認された例はわずか2種のみでした。
その一つが、オーストラリアに暮らすスーパーフェアリーレンが使う「ワイニング」という音です。
このワイニングという音が面白いのは、「生まれつき出せる鳴き声ではない」という点です。
フェアリーレンの若い鳥は、先輩の鳥が托卵鳥に対してこの声を出すのを見て、その状況を覚えて真似をしていきます。
これは私たちが旗あげゲームを見て、合図を覚えるのと似たプロセスです。
しかし、このワイニングを聞いた周囲の他の鳥たちは、本能で即座にその意味を理解し、一斉に托卵鳥を攻撃し始めるのです。
つまり、鳴き声を「発する側」は学習が必要ですが、「聞く側」は生まれつき理解できるという、非常に不思議なコミュニケーション方法を使っているのです。
しかも、こうした特殊な警報音を使うスーパーフェアリーレンと、北米に住むキイロアメリカムシクイは、系統的にも生息する地域も全く違うにもかかわらず、共通して托卵鳥専用の警報音を使っています。
では、なぜこれほど離れた鳥たちが、似たような警報音を進化させたのでしょうか?
もしかしたら、世界の他の宿主鳥たちも、こうした特殊な「警報シグナル」を共有し、種を超えて協力し合っている可能性があるのではないか?
この大胆な仮説を実証するために、研究チームは世界的な調査と実験を行ったのです。
まるで日本女みたい
巣から落っことすから嫌われて当然だが
意味分かんない
本当だとしたらほんまカス
なぜそこまで邪悪に進化出来たのか不思議だ
一部の蝶類とかも幼虫時代はアリの巣で食い荒らすけど復讐なんてしないからな
それは一部の鳥類にそういう事をする種がいるかもしれないというマフィア仮設
実際に観察されたわけではない
YouTubeいくとその手の動画幾らでもあるぞ🥴
近くの巣に雛を避難させたら追ってきて復讐してきたなんてのまである
鳥ってバカだから気づかないんだよな
この警戒音も多分低音だろ、見てないけど動画あるっぼいぞ
んでキイロアメリカムシクイググってみろよ、飼いたくなるぞ
カッコウの雛は、托卵によって他の鳥(育ての親)に育てられますが、巣立つ際の行動は独特です。巣立ち(通常孵化後約20~23日)後も、すぐに独立せず、育ての親を追いかけて餌をねだる鳴き声を上げ、親鳥は雛が自分たちよりはるかに大きくなっても(体重で5倍以上になる場合も)、熱心に餌を与え続けます。この期間はさらに2週間ほど続き、親鳥は1日16時間以上も世話をします。 ただし、雛は育ての親を「本当の親」として認識しているわけではなく、単に餌の供給源として利用しているに過ぎません。 その後、雛は育ての親から離れ、単独でアフリカへの渡りを始めます。
このような卑劣極まりない悪逆非道な種は絶滅させるべきだね
まあこういう感情にはなるけど、カッコウがなんかの役に立ってたりとかもするんだろ
カッコウが絶滅することで生態系が歪になるはず
カッコウみたいな寄生虫
面白いね
「あ!あいつウチの巣に卵産んで行った種族の見た目だ」って認識できる程なら、そもそも托卵なんかされないはずだよな?
日本人の魂の鳥だよ
呼んでるよ霧の中
結局カッコウのほうが一枚上手なんだよ
邪悪過ぎる
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