ライバー刺殺事件被害者の“婚約者”がYouTubeチャンネルを開設する

ふわっち配信者の「最上あい」こと佐藤愛里さん（22）が刺殺された事件で、佐藤さんの婚約者だと名乗り出て話題になった男性がYouTubeチャンネルを開設しました。

刺殺事件の被害者の恋人

3月11日、東京・高田馬場で生配信をしていた最上さんが、高野健一容疑者（42）に刺殺されるという事件が発生。その後の報道で、高野容疑者が最上さんに250万円を貸していたことが明らかになっており、凶行のきっかけはこの金銭トラブルだったとされています。

最上さんの婚約者を名乗る男性は、事件発生当日にX上で名乗り出ており、16日には「私は1992年4月22日生まれ 油井大顕（ゆいだいけん）と申します。 株式会社ORNIS（オルニス）代表取締役です」と素性を明らかにしました。油井は同日、ふわっちで配信をおこなったほか、「コレコレ」（登録者数223万人）などの生配信にも出演し、事件に至る経緯を説明しました。

油井が事件前にとっていた行動に対して、視聴者や配信者からは批判が続出し、事件の「黒幕」とまで指摘する声も上がることに。その後、油井は17日にXで「取材対応開始」を表明していました。

YouTubeチャンネルを開設

油井は、26日にXを更新。「死のうと思ってました」と切り出すと、「その日が来たら、まとめた動画を投稿しようと思ってましたが、4ねない理由が出来たので、今は生きようと思っています」と綴りました。

このポストには、25日に開設された油井のYouTubeチャンネルの動画が張られていました。動画は「最上あい。3月15日の記録」というタイトルで、15日に撮影されたもののようです。

動画の中で油井は、この日に最上さんの遺体に対面したと報告。「線香ゼロ」で「きれいとは言えない壁」の中で1人で横たわっている最上さんを見て、「いても立ってもいられずに今日仕事を辞めてきました」と明かしました。

これから自身が取る行動は「とてもひどいこと」「あってはならないこと」だとしつつ、「こうでもしないと愛里がなぜこうなってしまったのかという背景が、どうしても浮き彫りにならないと思って動画を撮っています」と続けます。この時点では自死を考えていたのか、詳細は自身が亡くなった後に、警察の情報と照らし合わせて「考えていただいたらいいな」としていました。

その一方で油井は、被害者であるにもかかわらず最上さんが叩かれている現状に触れると、明日からは「なんとか僕にヘイトが向くようにしようと思ってます」「四十九日の間は僕が叩かれて、あいつがそうだったんだって言われれればそれでいいと思ってます」と語っていました。

https://yutura.net/news/archives/132728

最上あい。3月15日の記録
https://www.youtube.com/channel/UC5PgnJzzDoilN_rHTQmvAQA
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