JCレイプ、行為中に首を絞め、動画にとって脅迫した男の判決下る･･･被告人質問Ｑ＆Ａ

■■検察による被告人質問

【Q】（被害者が性行為を）嫌がっていたのは分かっていましたか?
【A】嫌がっていたと思います。

【Q】腹が立っていたから痛めつけてやろう、怖がらせてやろうという思いがあったんですか?
【A】怖がらせようというか、調子に乗るなと伝えようとしました。

【Q】それってどうやって伝えようとしたんですか?
【A】性行為を無理やりして分からせようとしました。

【Q】動画を撮ると言っていたら被害者は嫌だといっていました。それなのになぜ撮影しましたか?
【A】反省させてやろうと思ったからです。興奮するからです。

【Q】訴えられないための保険と取り調べで言っていましたが?そういう認識はなかったですか?
【A】はいありませんでした。

【Q】「学校やネットに動画が広まったらやばいよね」と脅していましたね、どうしてですか?
【A】手放したくなかったからです。

＜続く＞

一方、弁護側は、
「被害女性の事件時の記憶があやふやで、証拠となる発言の信頼性が低いことから、
　きわめて悪質な犯行とは言い切れない」として、寛大な判断を求めました。

最後に被告が、
「被害女性に対し、一生残るような嫌な思いをさせてしまった。反省しており、申し訳ない。
　二度と同じことがないよう、社会で生活できるようにしたい」と話し、一礼しました。

年が明けて1月21日に判決公判が開かれました。

判決で松江地裁は、被告人が被害者の首を片手で締める暴行を加え、「56す」と申し向けたことを事実認定。

裁判長は、
「暴行・脅迫に限っても決して軽微な態様とはいえず、
　性交等に至っては被害者の尊厳を顧みない悪質な犯行というほかない。
　年齢に伴う被害者の思慮の浅さを利用して自宅に呼び出し、
　執拗に性交等を行うことで自身の性的欲求を満たした事案といえ、
　自己中心的で身勝手な犯行といわざるを得ない」
などと厳しく断罪しました。

その一方で
「被告人の母が被告人の監督を誓約していること、被告人が現在20歳と若年であり、
　一部の事実を否認しているとはいえ反省の言葉を述べている」

として、10年の求刑に対し、懲役6年の判決を言い渡しました。

弁護側は控訴について「被告人と話し合って決める」としています。

＜終わり＞

全部お前が死ぬほど苦労して納めた税金
嬉しいか？
これが民主主義国家なんだぞ