【新潟】長岡駅で盗撮事件　特別支援学校に通う１６歳の少年が犯人検挙に貢献　勇気をもって“盗撮男”に声かけ

※10/16(月) 19:23配信
TeNYテレビ新潟

盗撮犯の検挙に貢献したとして１６歳の少年が警察に表彰されました。少年は聴覚に障害がありますが、勇気をもって犯人に話しかけたことが検挙に繋がったといいます。

「盗撮事件の犯人検挙に協力しました。ここに深く感謝の意を表します」

長岡警察署から表彰を受けたのは本田空太さん１６歳。

〈本田空太さん〉
「捕まえるだけでも大変だなということがわかりました」

本田さんは生まれつき聴覚に障害があります。

事件があったのは９月２７日夕方、長岡駅でした。

本田さんが構内の書店で気になるマンガを探そうとした時、店内から店の外に向かってスマホを構えた不審な男が…

〈本田空太さん〉
「ふたりがけの椅子があってひとりの女の子が座っていてそれを撮っていました。『何を撮っているんですか』と聞きました」

本田さんに当時の様子を再現してもらいました。

「何を撮っているんですか」

男は「本を撮影している」と話しましたが、本田さんはスマホの向きや言動に違和感を覚え、駅の交番に連れて行きました。

当時、交番に警察官は不在。警察に電話をかけようと考えましたが…

〈本田さんの母・千晴さん〉
「ＬＩＮＥでちょくちょくやりとりはしていたので状態は教えてもらっていた。聴覚に障害があるので（空太さんは）電話はできない」

そこで本田さんは男から警察に直接電話するように説得したといいます。

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