リコール偽造事件　田中事務局長「成立しなければ署名は紙切れ、選管は調べない」　なんでそんなこと知ってたの？🙄

https://www.chunichi.co.jp/article/258884
　全国でも名の知れた美容外科「高須クリニック」院長の高須克弥をトップに、名古屋市長の河村たかしら大勢の著名人が賛同し、華々しく展開された愛知県知事のリコール署名集めは二〇二〇年十月二十五日にほぼ終了した。
　その翌日、活動団体事務所（名古屋市東区）に事務局の中心メンバーのうち三人が顔をそろえた。事務局長の田中孝博と幹部の渡辺美智代、愛知県警が地方自治法違反（署名偽造）の疑いで逮捕した二人と、同じく幹部の山田豪。
　田中が言った。
　「これから（大量の偽造署名が）送られてくる」
　「人を巻き込むのはやめてほしい」と抵抗する声も出たが、意に介さない。
　「成立しなければ署名用紙はただの紙切れ。選管は数を数えるだけ。心配するな」
　本来、解職の賛否を問う住民投票に必要な法定数に届かない限り、選管は署名の審査をすることはない。返却後にすべて処分すれば、偽造した事実は永遠に闇に葬られる。田中は自信ありげだった。