｢スカウトされて入社したら泥棒専門会社だった｣ 北は青森から南は鹿児島まで38都府県を行脚し空き巣で総額1億5千万円を盗んだ14人を逮捕

住居侵入と窃盗などの罪で逮捕・起訴されたのは大阪府和泉市に住む元暴力団幹部の山路正被告（４２）ら１４人です。

山路被告は愛知県清須市に設立した建設会社の従業員らに指示して、青森から鹿児島まで３８都府県で空き巣や忍び込みを繰り返し、
現金や貴金属など総額１億５０００万円相当を盗んだ罪などに問われています。

警察によりますと、窃盗グループでは実行役や情報収集役、盗品の売却役など細かく役割が分かれていて組織的に犯行に及んでいたとみられます。

全員、容疑を認めていて「スカウトされて会社に入ったら泥棒だった」などと話しているということです。

他ソース
３８都府県で１・５億円被害
2021.03.17(Wed)
https://www.daily.co.jp/society/national/2021/03/17/0014159000.shtml

３８都府県で空き巣などを繰り返したとして、京都府警は１７日までに、窃盗などの疑いで大阪府和泉市、
トラック運転手山路正容疑者（４２）＝同罪などで公判中＝や愛知県清須市、建築業伊藤孝容疑者（４１）＝同＝ら男１５人を逮捕、送検し、捜査を終えたと発表した。

府警と１３県警の合同・共同捜査本部が、計２１１件、総額約１億５千万円の被害を裏付けた。

府警によると、仲間を集めやすくするため清須市に総合建築会社を設立し、従業員らで窃盗グループを結成。
山路、伊藤の両容疑者が中心となり、社内で盗みや情報収集、売却などの役割分担をしていた。