- 昨日の23時くらいの話
- もう死んでるな
- 食い尽くされてる
- おまえはなんで返事をしたんだ？
- >>4
「おっしゃ待ってろ」 - >>7
行ったの？ - >>8
眠いから寝た - ごめん、送る相手間違えちゃった！気にしないで！
- それセックスしたいって事なのに
- 殺虫剤とか持ってくと怒られるやつだな
「え？大丈夫？」とか「わかるーゴキってキモいよね」とか共感するような言葉をかけほしいんだよ - 俺は急ぎでパイ毛を処理し髪を整えブルガリの香水をシュッシュしてゴムを財布に入れ家を飛び出した
- 変な自分語りが始まるぞーーー！！！
- 冬はあんまり見ないよねー
- その子の家までは原付で20分くらいだった
俺は初めてその子の家について思った「実家住みか….」
- ラインで到着したと伝えるとその子が出てきた、俺はその時思ったんだ「すっぴんか….」
- セックスはすっぴんでするものだから問題なし
- 軽くオチてんじゃん さすがに盛っただろ
- その子は「ごめんねー入って」なんつって気楽に家に入れてくれた
俺は2階の彼女の部屋へ招かれながら思ったんだ「親普通にいるんだな…..」 - 意外と遠いな
- こんな話下手な奴久しぶりだな
- 電気は？電気は点く？
- 部屋に着いたとき俺はまず驚いたそこにはなんとゴキブリがいたのだ
- たしかにいたのだそこにたしかに
- え？ゴキブリホントにいんの？俺に電話来てから30～40分くらいたってるけどずっといたの？
- 濃厚なホモセエンドやろ
- 様々な疑問が渦を巻くが口に出してる暇は無い、俺は彼女から新聞社を受け取り速やかにゴキブリを成敗した
- ふふふ
- 唐突なM&A
- 潰したゴキを新聞でくるんだ俺は気を取り直してこの後のスーパーご褒美タイムを想像し身構えた
- とりあえずゴキ新聞をゴミ箱へ捨て…..ようとした所で彼女に止められた「ゴキブリとかゴミ箱にいれないで！」
- 入れるならこっちに入れて！
- 「じゃあどうすんの」当然の疑問を口にした俺に彼女は言った「こっち来て」
- どこに行くんだろう、まさか別にベッドルームが？
様々な可能性に思案を巡らせている間に俺は彼女に連れられ階段を降り、玄関を通り、駐車場まで来ていた - 共同ゴミ置き場を指差しそこに捨てるよう俺に言った
俺は言われるがまま新聞を放ったそして二人は無言のまま見つめあった
- ラブホエンドか
- いい話だったおつ
- 新聞社受け取っててわろた
- 長い長い沈黙の後「ごめんねありがと」彼女は家に向かって歩き出した
俺は別にーなんて言いながら着いていった
- ドアの前で彼女は言った「じゃおやすみバイバイ」
俺はおうっとだけ言って閉まるドアを眺めた
好きな子から「部屋にゴキブリが出た！助けに来て！！」ってライン来た
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