クラクション鳴らされブチ切れ、あおり運転女子を逮捕

約2分にわたり運転を妨害…　「あおり運転」の疑いで宮古島市の女性を書類送検　厳罰化後、沖縄での検挙は初

宮古島市の市道で、後ろを走っていた乗用車に対していわゆる「あおり運転」をした疑いで40代の女性が書類送検されました。
「あおり運転」の厳罰化以降、県内での摘発は初めてです。

道路交通法違反の妨害運転の疑いで書類送検されたのは、宮古島市に住む45歳の女性です。
警察によりますと去年9月、被害に遭った女性の車が宮古島市平良西里にあるコンビニから出ようとしたところ、出口付近の道路に車が停まっていて出られない状態だったためクラクションを鳴らしました。

その後、被害女性の車が別の出口から道路に出ると停まっていた車は被害女性の車の前に出て、およそ2分間50メートルにわたって急発進や急停止などを繰り返し運転を妨害したということです。

被害女性はその日のうちに警察に相談し、ドライブレコーダーの解析などを経て警察はおととい、「あおり運転」をした疑いで45歳の女性を書類送検しました。

警察は捜査に支障があるとして女性の認否を明らかにしていません。

2020年に「あおり運転」が厳罰化されて以降、県内での摘発は初めてで、警察は「あおり運転を受けたときは、車の外に出ずに通報してください」と注意を呼びかけています。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1933138?display=1

沖縄県警宮古島署は23日までに、昨年9月に宮古島市平良西里の市道で、後方を走る車の進行を妨害するため、約2分間にわたって急停止や急発進をするなどの危険な運転をしたとして、道交法違反（妨害運転）容疑で同市の40代無職女性を那覇地検平良支部に書類送致した。21日付。あおり運転疑いでの摘発は沖縄県内で初めて。
県警は捜査に支障があるとして、女性の認否を明らかにしていない。

書類送検容疑は昨年9月中旬、宮古島市道で30代女性が運転する普通乗用車の進行を妨害する目的で、危険を生じさせる運転をした疑い。
県警交通指導課によると、平良西里のコンビニエンスストアの駐車場から30代女性が車を出そうとしたところ、出入口に普通乗用車が停車していた。女性がクラクションを軽く鳴らして車を動かすよう求めたが、応じなかったという。

やむなく女性が別の出入口から市道に出たところ、クラクションを鳴らされた車両が進行方向の前に出てきて、妨害運転をした。妨害運転を受けて約2分間で走行できた距離は、およそ50メートルだったという。
その後、女性は署に被害を申告。ドライブレコーダーの映像などから、40代無職女性が運転していることが判明し、任意で捜査を進めてきた。

県警は「ドライブレコーダーの設置はあおり運転の抑止に有効だ。もしあおり運転を受けた時には車外に出ずに110番通報してほしい」と呼びかけている。

https://ryukyushimpo.jp/news/national/entry-4260960.html