米軍「墜落したオスプレイの捜索に空母カール・ビンソンを派遣する」　　捜索のためだぞ

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オスプレイ墜落、日本の原因究明は不可能に　機体残骸、10管から米軍へ　
不明7人捜索に空母カール・ビンソン派遣

　鹿児島県屋久島沖の米空軍輸送機ＣＶ２２オスプレイ墜落事故で、第１０管
区海上保安本部は３日、日米地位協定に基づき、巡視船などで集めた機体の残
骸の一部を米軍に引き渡した。今後フライトレコーダーなど重要な「物証」が
見つかった場合も同様に渡す方針。日本側が主導する原因究明は事実上不可能
になった。

　屋久島町は３日昼、漁師らが回収した機体の残骸をトラックで空港に運び、
渡した。１０管も午後５時半、同町の安房漁港に巡視船から陸揚げし、米軍が
拠点とする倉庫に保管した。

　地位協定に関する「合意議事録」では、日本側が米軍の「財産」を捜索・差
し押さえるには米側の同意が必要とされる。１０管は「所要の捜査を行う」と
するが、これまでの国内事故では日本側の捜査はたびたび拒まれてきた。

　一方、米空軍は２日（日本時間３日未明）、捜索に原子力空母カール・ビン
ソンを派遣していると表明。７人が依然行方不明のままとして、２４時間態勢
で「徹底的な捜索を続ける」と強調した。空母の所在海域は明らかにしていな
い。【以下略】
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