｢税金の支払いどうしよう｡借金も困った｡生活費もうないわ…｣考え事をしながら運転した男の車が対向車線へ　正面衝突し3歳女児と母親死亡

六戸町の会社員岡和慶被告（２７）はことし６月、東北町滝沢平の県道を普通乗用車で走行していた際、ハンドルやブレーキ操作を誤り、
対向車線にはみ出して軽乗用車と正面衝突し、当時、３歳の女の子と２８歳の母親を死亡させたほか、２人にけがを負わせたとして過失運転致死傷の罪に問われています。

８日、青森地方裁判所で開かれた初公判で、岡被告は「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。

このあとの被告人質問で、岡被告は車を運転していた際に税金の支払いや借金について考え事をしていて、ハンドル操作を誤ったなどと説明しました。

これに対し、女の子の父親は意見陳述で「娘と妻を失い、私には生きていく支えがなくなりました。
被告人は私と同じ立場に立たない限り、私のつらさは理解できない。２度と車を運転しないでほしい」などと述べ、厳しい刑を求めました。

裁判は、来月２日に結審します。

他ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/65d9b3bd87e1129eea4fc92812fc10b9ceb7e5c9

この事故で、軽乗用車を運転していた東北町ガス平の介護福祉士、赤羽萌さん（当時28歳）と長女の茉莉花ちゃん（当時3歳）を死亡させたほか、
乗用車に同乗していた男性2人に軽いけがをさせた罪に問われています。

検察側は、岡被告が事故当時、借金の返済や生活費が足りないことなどの考え事をしていて、視線を落とし、前方左右を注視せず、ハンドルとブレーキを的確に操作せず、対向車線にはみ出したと指摘しました。

事故当時の記事
https://www.iza.ne.jp/article/20210603-IXE2REMYSBJZ7DOWBI4DQ4KVLU/
車正面衝突、３歳女児死亡　青森県東北町の県道
2021/6/3 11:04

青森県東北町滝沢平の県道で２日午後５時半ごろ、乗用車と軽乗用車が正面衝突し、２台に乗っていた５人全員が病院に搬送された。

青森県警七戸署によると、軽乗用車の助手席にいた赤羽茉莉花(まりか)ちゃん（３）＝東北町ガス平＝が首の骨を折り、３日未明に病院で死亡が確認された。

軽乗用車を運転していた母親の介護福祉士、萌さん（２８）＝同＝と、乗用車を運転していた会社員、岡和慶さん（２７）＝同県六戸町犬落瀬下久保＝は骨折などの重傷、
岡さんの車の同乗者２人も軽傷を負った。

署によると、２台はいずれも前部が大破。現場は東北町役場から約７キロの田畑が広がる片側１車線の直線で、事故当時、路面は乾燥していたという。署が原因を調べている。

弱者男性の気持ちを上級国民がわかるわけがないだろ